#01フレッシャーズトーク三田工場
三田工場では、自動車やバイクの部品を組み立て、製品に仕上げてお客様にお届けしています。班長として作業全体を管理する三方さん、組み立て作業を担当する梅原さん、工場内の設備のメンテナンスや加工を担当する高見さんの3人のルーキーたちに、工場の雰囲気や仕事のやりがいについて語り合ってもらいました。
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座談会メンバー
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梅原さん
2020年入社
三田工場仕上課
PLG係部品を組み立てる工程を担当。高校の先生に勧められ、工場見学に来たときの気さくな雰囲気に惹かれて入社。ちょっと人見しり。
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三方さん
2017年入社
三田工場仕上課システム係バイクや自動車部品を組み立てるチームの班長。上司や先輩・後輩関係なく誰とでも気さくに話せて、年上からもかわいがられるタイプ。
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高見さん
2020年入社
生産技術グループ三田分室工作係工業高校で学んだ知識や技術を活かしたくてハイレックスに入社。部門を超えてたくさんの人とコミュニケーションを取りながら仕事に励んでいる。
ひとり立ちできるように、一つひとつの工程を手とり足とり教えてくれる
入社してからどのように仕事を学んできましたか?
高見
僕は、工場の設備のメンテナンスや加工を担当しています。入社後はマンツーマンで先輩に教わりながら業務を覚えていきました。最初は、「保全」と言って、機械が故障しないように調整する作業から。高校で教わったのは基礎中の基礎だけだったから、右も左も分からなくて、覚えることがたくさんあった… でも先輩はみんないい人で、ちゃんと長い目で見てくれて、2ヶ月くらいかけて一つひとつじっくり教えてくれたな。梅原さんはどうだった?
梅原
私も、作業現場で先輩からマンツーマンで教えてもらったよ。部品を組み立てる作業を教えてもらったんだけど、最初にやり方を説明してもらって、次に先輩に見てもらいながら自分でやってみて、確認してもらって。1週間もあればひとり立ちできて、不安に思うこともなかったな。
三方
ハイレックスって、教えるときに「準備する」「やっているところを見せる」「やらせてみる」「確認する」っていう4段階で教えてくれるんだよね。ちゃんと現場の作業を分かってる人が指導してくれるから、最初から気をつけるポイントまで教えてくれて、分かりやすかったんじゃない?
梅原
めっちゃ分かりやすかったです。部品の取り方ひとつまで、「右手で取って、左手でこうして」とか、「これはやっちゃだめだよ」とか、本当に細かいポイントを一つひとつ丁寧に教えてくれました。三方さんの先輩はどうでした?
三方
私が教わった先輩もいい人だったよ。私からするとおばあちゃんくらいの年齢の大先輩で、後輩というより孫みたいに接してくれる人。ちゃんとしめるところはしめるけど、ガチガチっていうわけでもなく、時々甘やかしてもくれて。休憩時間にお菓子をくれるから、食べ物には困らなかったな(笑)
年齢や部署を超えてコミュニケーションをとれる、明るくて気さくな雰囲気
三田工場はどんな雰囲気ですか?
高見
入社前の工場見学のときから思ってたけど、コミュニケーションが活発で明るいよね。
梅原
私も思った!リーダーと作業者がしゃべるときも、フランクな雰囲気でみんな仲がいい。高見くんも、部署関係なくいろんな人としゃべってるよね。私は人見知りで打ちとけるまで時間がかかるから、見ててうらやましい!三方さんもしゃべりやすいけど、実は班長で、棟のトップでしょ(笑)
高見
めっちゃエラい人!
三方
エラくないわ(笑)。でも確かに、工場では数百人が働いてるから、仲が良い人は必ずできるよね。とくに年の近い人とは話しやすくて、相談にものってもらえるから心強い。二人でああだこうだ言いながら一緒に作業することもあるし、休日に一緒に遊びにいくこともあるくらい。
高見
僕も、設計の同期にはちょっとしたことも頼みやすいです。急ぎのときに「これお願い!」って言える存在がいるのはありがたいですね。ときどき、仕事のグチを言い合えるし(笑)。梅原さんがやってる、組み立て工程の現場の雰囲気はどう?
梅原
私は今、「PLG(パワーリフトゲートシステム)」っていう車のバックドアの支柱を8人くらいのチームで組み立てていく作業をしてるんだけど、チームで一つの部品を作っていくから、作業が遅れないようにみんなで協力しよう!っていう雰囲気があるよ。今のところ大きな失敗もなくて、怒られたこともないな。三方さんは私たちより歴が長いですけど、これまで失敗したことありますか?
三方
もちろん、いろいろ失敗して怒られてもきたよ。失敗しないのが一番だけど、落ち込んでも時間は戻らない。やってしまったことは素直に受け止めて、次、同じことをしないようにすることが大事だと思う!2人にもこの先そんなことが起きたら、リーダーや仲間も巻き込んで一緒に考えてもらうといいよ。
自分の仕事が誰かの役に立っている、と実感できることが
やりがい
仕事の面白いところはどんなところですか?
三方
私の仕事は、予定通りに製品を作れるように、作業スケジュールや作業者の方々の配置を決めたり、手順書を作って作業内容を指示したりすること。私の指示が作業者の方々に間違いなく伝わって、スムーズに作業が流れて、製品が問題なくお客さまの元に届いたときの達成感は大きい!高見くんのやりがいは?
高見
僕の仕事は、制御盤っていう装置にいろんな電子部品を取り付けて電気の線を通したり、設計図を見ながら機械を作ったり、工場の作業現場に行って修理をしたり、そのときによっていろいろなんですけど、中でも一番やりがいを感じるのは、工場で作業している人たちの役に立てたときですね。工場での作業中に機械がトラブルでストップすると、僕たちが現場に行って対応するんです。その場で原因を突き止めて問題を解決できるとすごくうれしい!
梅原
工場の役割は、決められた日程の通りにお客さまに製品をお届けすることだから、機械のトラブルで組み立て作業が止まるのが一番困るんだよね。そんなときに高見くんたちがいつも駆けつけてくれるから、現場ではすごく助かってるよ!
三方
私も、現場で作業をしているときに、高見くんたちが直してくれてる姿をよく見かけます。その背中から「なんとか直さないと!」っていう熱が伝わってくるから、いつも「がんばれ!」って心の中で応援してる。
高見
ありがとう。プレッシャーもあるからその分達成感も大きいよ。機械がまた正常に動き出すと、「役に立ってる!」って実感できる。梅原さんはどんなときにやりがいを感じる?
梅原
知り合いが乗ってる車に、私が組み立てた製品が使われてるのを見たときは、「やったー!使ってくれてる」ってうれしくなる。あちこちで見かけるんだよね。そのたびに、誇らしい気持ちになる!
三方
有名な自動車メーカーの部品を作ってるハイレックスだから味わえるやりがいだね。
仕事を通して身についた行動力や責任感を武器に、さらにスキルアップしたい
入社後、どんなときに自分の成長を感じますか?
三方
学生時代と比べると、行動力は身についたと思うな。とくに班長になってからは周りの人たちを引っ張っていかないといけないから、私が動かないとみんなが困る。逆に、率先して動く、っていうことを徹底すれば、自分が困ったときにもみんなが助けてくれると思ってる。
あとは、責任感が身についたかな。製品を納品する期日をしっかり守る意識がついたし、仕入れ先の方に何か聞かれたときに受け答えができるように、知識をつけておくことも大事だと思ってる。
梅原
私も、責任感が芽生えたと思います。組み上がった部品は、毎回機械に通して配線が間違っていないかどうかチェックするんですけど、ここで間違えてるとリーダーを呼んで直してもらわないといけないから大変なんです。リーダーに負担をかけたくないので、私が配線を間違えないようにしなくちゃ!っていう気持ちになります。
これからは、できる工程をもっと増やしていきたい。そして、私が組み立てた部品を使った車をもっとたくさん見かけれられたらうれしいな。高見くんは?
高見
学生時代にやってた基礎的な機械加工とは違って、より専門的な加工ができるようになったと思う。それでも、僕が関わっている設備は工場の中のほんの一部。設備によっても対応の仕方は変わるから勉強することはまだまだ多い…とくに電気関係の知識は足りないから、今は設備を見たり先輩に聞いたりして勉強中。資格がないとできない作業もあるし、工場の安全にも関わる重要な仕事だから、電気工事士の資格を取ってできる仕事の幅を広げていきたいな。
三方
専門知識もこれからもっと必要になってくるけど、一緒にスキルアップしていこう。入社後に少しずつ勉強していけるし、なじみやすい職場だから、これから入社を考えてる人にも安心して飛び込んできてほしい!